ボツワナには20以上もの部族が居住し、その中には南アフリカ、ジンバブエ、ザンビア、アンゴラ、ナミビアなど周辺の国々から来た部族もいて、彼らが豊かな文化の多様性をもたらしています。したがって、ウェブサイトでの限られた範囲内で、彼らの文化をすべて分かりやすく説明するのはたやすいことではありません。しかし、共通
の祖先を持つ「ツワナ(Tswana)」の部族内には共通の文化的特徴や慣習があります。
多くの国がそうであるように、都市化と異文化との接触は、大いにボツワナの文化に影響しました。しかし、多くの重要なボツワナ文化の鍵となる特徴は、悪影響にもかかわらず生き残りました。植民地行政者の目的と衝突するような文化的伝統は、禁止されたり、かなり排除されたりする場合もありました。
他の文化的な慣習、例えば、家族や社会の中で女性に雑役を任せる傾向などは、絶えず異議がとなえられてきました。上述のような慣習は、男女平等に基づく現代民主社会では見られません。文化と伝統を充分理解するには、現在の「物事のやり方」に対する洞察力を得るために彼らの過去を研究することが必要です。
部族の儀礼のいくつかは後述しますが、これらはもはやボツワナではあまり見られません。しかし、そのような風習が、今日でもボツワナ社会をまとめている根源的価値の礎となっています。
以下では、ボツワナ文化の過去と現在の特徴に重点をおいて、セツワナという「生活様式」に簡単にふれます。 |