カーマ三世記念博物館

カーマ3世記念博物館は、ハボローネからフランシスタウンの方角に約315km進んだ地点に位置するセロウェにあります。

博物館にはカーマ家の暮らしと時代にまつわる興味深い所蔵品が保管されています。博物館は、セントラル地方の住民の間に文化意識を高め、文化について誇りを芽生えさせることを目的に、1985年10月19日に一般公開されました。博物館のオープン以前は、セントラル地方全体でも文化施設は非常に限られてされていました。行政区首都であるセロウェにすら、数軒のバーと酒屋、いくつかの教会、公立図書館しかありませんでした。
レアピーツウェ・カーマにより寄贈された博物館は二つの建物から成ります。屋根が赤いため「レッドハウス」として知られる本館は世紀の変わり目に建てられました。面積約128m2の別館は1970年に建てられ、ガレージとワークショップとしての役割を果たしています。これは、最初は展示館、オフィスの倉庫、クラフトショップとして使用されていた建物です。小さな防火室を利用してカーマ一族の資料が保管されていました。

本館は現在完全に改築され、博物館では、先史時代、バサルワ族とその生活様式、バングヮト族の歴史と伝統、カーマ三世からセレツェ・カーマまでのバングヮト族の指導者などに関する展示がなされています。住居、土地、牛の放牧地という三つの定住様式を示す三用地方式が採られています。展示室が一つしかないため、博物館では仮設展しか行うことができず、通常は所蔵品から何点か選んで展示していますが、ボツワナ国立博物館から展示品を借りることもあります。展示内容は絶えず変わるため、新しい展示が行われる度に多くの人がそれを見に訪れ、博物館は人気を博しています。

1986年に、博物館はベシー・ヘッドの文献を購入し、分類作業がなされるとともに、カーマ一族の資料に追加されました。今でも地元や世界の学者がこうした資料を求めて博物館に集まっており、博物館は信頼性の高い研究拠点になりました。
博物館は、伝統舞踊、マリンバの演奏、アートワークショップ、講演や講話などの数多くの文化活動を主催しており、文化センターの役割も果たしています。



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