デセプション・バレー

デセプション・バレーは、干上がって久しい広大な川床跡です。中央カラハリ野生動物保護区の北部に80kmにわたって広がるこの渓谷は、現在は短い草で覆われ、所々に低木が固まって生えています。大きな木の根は、地下50mのところまで伸びているものもあり、地下水面に達しているため、乾燥した冬を乗り切ることができるのです。

サバンナアカシア(アカシア・トルティリス)やバッファロー・ソーン (ヒイラギの一種)などが固まって生え、遠くからは島のようにも見える「孤立森林地帯」の低い林冠は、日中の暑い時間帯に野生動物が逃げ込める場所になっており、こうした茂みの陰でライオンがうたた寝をしている姿がよく目撃されます。

マーク・オーウェンズとデリア・オーウェンズ夫妻は、7年間にわたって低塩地「パン」に住み、そこに生息するカッショクハイエナの研究を行いました。夫妻が執筆した本「Cry of the Kalahari」の影響で、1985年に初めてこの化石の渓谷に世界の注目が集まりました。
デセプション・バレーでは、パイパー・パンとサンデー・パンでのキャンプが許可されていますが、どちらにも飲料水やその他の設備はありません。保護区内では、ラコプスからの道路に位置する入り口ゲートの近くにあるマツウェレのゲーム・スカウト・キャンプで、飲料水が手に入ることがあります。



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